中国黒龍江省ハルビン市生まれ。生後一か月の頃より東京。幼少期は両親の仕事の都合により都内を転々とする。残留孤児であった祖母がおり、両親との言葉の壁を感じていたことに対し葛藤をしていた時期があった。作家としてデビューしたのは2015年8月、長編小説「不確かな血」は、中国語タイトル「问血」として、中国人民日報出版社より中国にて全国出版された。日本では、2020年9月に株式会社文景坊出版より全国出版された。本作は、著者である皇(佐藤昇)の幼少の頃からの体験を軸に、残留孤児とその後代について描かれた作品である。